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インスタ映え狙いとは少し違う、事例写真撮影時の大事なポイント。

みなさん、こんにちは。

建築やインテリアを仕事とする人は、自分の仕事の実績として写真を撮ります。
クライアントがNoと言わなければだいたい撮影して、自分のホームページやSNSで紹介することをしているでしょう。

しかも昨今は何かとインスタ映え。もちろんinstagramにアップして、たくさんの人に注目してもらえる→問い合わせにつながる。そんな写真を撮ることが目的です。

人の顔や食事であれば、写真に大きく加工を加え、彩度も明るさも自由自在にかっこよく編集するでしょう。

でもインテリアの写真はどうでしょうか。
“映えする写真=Best”ではないんですね。

例えば、あるお客様宅を落ち着きのあるダークブルーのソファと、それに合わせたオレンジイエローのカーテンと、カラーバランスを考えたコーディネートを実例写真として紹介したい時、その写真の彩度や明るさを著しく変えてしまったらどうでしょうか。
明るさを追求しすぎた写真にはダークブルーではなく、光で暗さを飛ばされた明るいブルーのソファが見えてしまうかもしれません。
↓実際のソファの色(完成写真)

↓色が全く違って見えるソファ(修正前写真)


実はこれ、実際に私が経験したことです。

写真家さんにお願いし、撮影してもらった写真を送ってもらったら、明らかに違う色の商品がそこにはありました。

お部屋のカラーバランス、こんな落ち着いた色のソファはこういうカーテンの色とも合う。。そのイメージを写真で伝えるのに間違った印象を与えてしまう恐れがある訳です。
ここに写ってる商品が欲しい!と思ったら実物全然雰囲気違う。。とか。
ましてや、この色バランス合わなくない?カッコ悪いかも、、なんて印象を見る人に与えてしまったらデザイナーとして致命傷に!><

これには気を付けなければいけません。
きちんと写真家さんに「何をどのように撮影してもらいたいか」大事にしているポイントなど事前にわかりやすく説明しておく必要があります。

写真家さんは写真のプロですが、経験されてきた写真のスタイル、光の使い方、アングルやこだわりのポイントなど、年齢や性別でもかなり異なります。
自分のインテリアと写真家さんのとる写真がきちんとマッチしているかどうか、写真家さんのホームページなどで過去の事例を確認し、チェックしておくことはとても重要です。

クライアントに写真撮影の時間を作っていただくのも一苦労!だったりしますしね。

写真は資産!

だからこそ、慎重に素敵な写真をあげましょう〜。

私はこのあと何度も写真家さんと話して納得のいく写真に仕上げてもらいました♪
ありがとうございます!写真家さん!!

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